ハザードランプ

2022年全国公開

出演:安田顕 山田裕貴
監督:榊英雄 脚本:清水匡 

製作:東映ビデオ、UNITED PRODUCTIONS 制作プロダクション:UNITED PRODUCTIONS 配給:東映ビデオ
©2022「ハザードランプ」製作委員会


Comment
英雄監督
三密回避が常識?になってしまった2021年に福井嶺南にて濃厚な男2人の物語を撮影しました。 主な舞台は車内。密です。 (でも、コロナ対策はもちろんバッチリですよ) 感情息遣い匂いが濃厚に感じる距離です。 運転代行で働く男のほぼ夜一日のお話です。 『ナイト・オン・ザ・プラネット』、『タクシードライバー』、私が大好きな名作は車内の密で作られました。少々こじつけではありますが、それだけ人間の喜怒哀楽が垣間見ることのできる半径1メートルの劇場です。 その劇場の舞台に、登場するのは安田顕さん山田裕貴さん。2人の丁丁発止をお楽しみにして頂けると幸いです。素晴らしいスタッフキャストと福井嶺南地方の皆様に心より感謝申し上げます。
Profile 1970年6月4日生まれ、長崎県出身。95年に古厩智之監督『この窓は君のもの』に主演し俳優デビュー。00年、北村龍平監督との出会いにより『VERSUS ヴァーサス』に出演、多くの海外映画祭にて支持を得る。以降、映画、TVドラマで活躍。近年の主な出演作は、映画『ファンシー』(20/廣田正興監督)、自身が監督も務める配信ドラマ「暴力無双-サブリミナル・ウォー‐」(21)など。07年、『GROW-愚郎』で商業監督デビューを果たし、『ぼくのおばあちゃん』(08)、『誘拐ラプソディー』(10)、『木屋町DARUMA』(14)、『トマトのしずく』(17)、『アリーキャット』(17)、『生きる街』(18)など幅広い作風の作品を次々と手がける。14年公開の『捨てがたき人々』は、第26回東京国際映画祭コンペティション部門正式出品、第9回KINOTAYO映画祭批評家賞を受賞した。また、TVドラマでは「侠飯~おとこめし~」(16/TX)、安田顕を主演に迎えた「ミステリースペシャル 満願 第二夜『夜警』」(18/NHK総合)、「ミリオンジョー」(19/TX)などがある。
安田顕
最初はハードボイルド、クールな作品という印象でしたが、結果、様々な人間模様を描いたヒューマンな作品になった気がしております。 約3週間の福井ロケ。 連日の雨、風、雪。 お天道様に試されているような現場でした。 各シーン毎、監督と話し合いながら撮影に臨みました。 山田裕貴君はじめ、大好きな俳優さん達とご一緒できたこと、組のスタッフの皆様と共に撮影できたことに感謝申し上げます。 完成を心待ちにしております。
Profile 1973年12月8日生まれ、北海道出身。森崎博之、戸次重幸、大泉洋、音尾琢真と共に演劇ユニット「TEAM NACS」を結成。舞台、映画、ドラマなどを中心に全国的に幅広く活動中。硬派な役から個性的な役まで幅広く演じている。近年の主な出演作に、ドラマでは連続テレビ小説「なつぞら」(19/NHK)、「黄色い煉瓦 ~フランク・ロイド・ライトを騙した男~」(19/NHK BSプレミアム)、「俺の話は長い」(19/NTV)、「アリバイ崩し承ります」(20/EX)、「うつ病九段」(20/NHK BSプレミアム)、土曜ドラマ「きよしこ」(21/NHK)など。映画では『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』(18/李闘士男監督)、『愛しのアイリーン』(18/吉田 恵輔監督)、『母を亡くしたとき、僕は遺骨を食べたいと思った。』(19/大森立嗣監督)など。21年には『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』(江口カン監督/6月18日公開)、4~6月にはTEAMNACS第17回公演『マスターピース~傑作を君に~』の上演が控えている。監督とは「ミステリースペシャル 満願 第二夜『夜警』」(18/NHK総合)に続き二度目のタッグとなる。
山田裕貴
声をかけて頂き思ったのは また安田顕さんとまたお芝居できることに喜び、有無を言わさず「やりたい」と思いました。。以前父と息子として、共演させてもらったときに、自分の父親と接しているような、“本物”の感覚をお芝居で味あわせてもらったことがずっと残っていて、このハザードランプの本を読んだときも、生きた人物たちを、熱く、悲しく、儚く、生きることができる想像がすぐ出来たことを覚えています。 そして、撮影に入れば、まさにそのとおり。 脚本の想像を超えるセッションに、自分の人生より、心が動いているのではないかと、 自分の世界を疑いました。 それくらい刺激的で、濃密な時間でした。 福井県でのオールロケ福井の土地、ぬくもりに感謝しています。 ぜひ、お楽しみに。
Profile 1990年9月18日生まれ、愛知県出身。11年にドラマ「海賊戦隊ゴーカイジャー」で俳優デビュー。初主演の舞台「宮本武蔵(完全版)」(16)が第24回読売演劇大賞優秀作品賞を受賞。連続テレビ小説「なつぞら」(19/NHK)で注目を集め、数々の舞台・ドラマ・映画に出演し、徹底した役作りで作品ごとに違った表情を見せ演技派俳優の地位を確立、19年には舞台「終わりのない」で令和元年度(第74回)文化庁芸術祭賞新人賞を受賞した。近年の主な出演作にドラマでは「特捜9 Season3」(20/EX)、土曜ナイトドラマ「先生を消す方程式。」(20/EX)、「青のSP―学校内警察・嶋田隆平―」(21/KTV)、よるドラ「ここは今から倫理です。」(21/NHK総合)など。映画では『万引き家族』(18/是枝裕和監督)、『あの頃、君を追いかけた』(18/長谷川康夫監督)、『嘘八百 京町ロワイヤル』(20/武正晴監督)などがある。21年には『ヒノマルソウル ~舞台裏の英雄たち~』(飯塚健監督/5月7日公開予定)、『東京リベンジャーズ』(英勉監督/7月公開予定)、『燃えよ剣』(原田眞人監督/10月公開予定)が控えている。
松本若菜
念願の榊組、そして安田顕さん。 二つ返事でオファーを受けさせて頂きました。 脚本を読み進めていく中で、このハザードランプの世界から立ち去ってしまいたいような、ずっと居座っていたいような不思議な感覚に陥りました。私にはない世界観にいる人物たちの中に上手く入っていけるのか戸惑っている反面、頭の中では既に芝居をしている自分がいたりもしました。 撮影は、寒い時期の福井県でした。 天気に恵まれない日が続きましたが、晴れが必要とされるシーンでは、数時間晴れ間がのぞき、さらに雪が降るという奇跡的なことが起こりました。 撮影監督が信頼している早坂さんですので、そのシーンはきっと神秘的で素敵な映像になっていることと思います。 映画を観終わった後は、心にドーンと追突される感覚になるかもしれません。 クランクアップしてから何ヶ月も経った今でも、私の脳裏に音楽と映像とセリフが繰り返し流れているように、数日間は映像がビッシリと焼き付き、セリフが木霊し、そしてとある音楽が耳から離れなくなることでしょう。 忘れられない映画になってもらえたら嬉しいです。
Profile 1984年2月25日生まれ、鳥取県出身。07年の女優デビュー後、数多くの映画、テレビドラマに出演。主な映画出演作品に『駆込み女と駆出し男』(15/原田眞人監督)、『無伴奏』(16/矢崎仁司監督)、第39回ヨコハマ国際映画祭助演女優賞を受賞した『愚行録』(17/石川慶監督)、『コーヒーが冷めないうちに』(18/塚原あゆ子監督)、『この道』(19/佐々部清監督)、『his』(20/今泉力哉監督)、『大綱引の恋』(21/佐々部清監督)など多数。
中村 中
『ハザードランプ』は「取り返したい」人たちの物語だと私は感じました。 10年程前、ミュージシャンの友人が、ほんの少し目を離していた隙に愛用している楽器を盗まれました。 未だ楽器は発見されず、友人はずっと気にかけていて、怒りと悲しみで疲れ果てています。 その喪失感は一生癒えないかも知れません。 脚本を読みながら、そんなことを思い出していました。 撮影は主に夜でした。 暗くて全貌の見えない若狭湾の波の音に、知らない街を訪れる肩身の狭さと、このまま帰りたくない心細さを煽られながら、私も取り返したいものがある人間を演じました。 取り返したい人、取り戻したい時間がある人に観て欲しいです。
Profile シングル「汚れた下着」(06)でデビュー。2ndシングル「友達の詩」(06)がヒット。同曲で第58回NHK紅白歌合戦に出場。最新作は9thアルバム『未熟もの』(20)。ハザードランプの音楽を担当する「和-IZUMI-」の橘いずみ時代のカバー「愛してる」を収録した『ベター・ハーフ』(17)も一聴の価値あり。作家として戸田恵子や大竹しのぶをはじめ多くの表現者に楽曲提供。役者としても舞台を中心に活動中。
阿部純子
オーディションを受けた時から、撮影が終わるまで、ずっと悩み続けた役でした。 安田顕さん、山田裕貴さん、監督に、「ここまで来られるか!」と試され続けた現場でした。 「ただ自分にできることをするだけだ!」と自らに言い聞かせて、がむしゃらにやりました。 ちゃんと映像の中で生きていたら、いいな。 みなさんにご覧頂ける日を、私も、ドキドキしながら一緒に待っていようと思います。
Profile 1993年5月7日生まれ、大阪府出身。10年に『リアル鬼ごっこ2』(柴田一成監督)でヒロインに抜擢され、女優デビューする。14年、『2つ目の窓』(河瀬直美監督)で主演を務め、第4回サハリン国際映画祭主演女優賞、第29回高崎映画祭最優秀新人賞を受賞した。近年の主な作品に『Daughters』(20/津田肇監督)、『罪の声』(20/土井裕泰監督)、『461個のおべんとう』(20/兼重淳監督)など多数。21年には『燃えよ剣』(原田眞人監督/10月公開予定)が控えている。
大和田伸也
出演依頼があった時、私の故郷が舞台だと聞き、ぜひ参加しようと思いました。以前、私が故郷福井県を舞台に映画を撮った時、いわゆる嶺北が中心でした。今回は嶺南が中心だと聞いて、これまた、福井県のふるさと大使、敦賀市の観光特使の私としては、嬉しい作品になりました。 撮影は、榊監督を中心に、とても熱く才能溢れる現場でした。
Profile 1947年10月25日生まれ、福井県出身。早稲田大学在学中に演劇を始め、「劇団四季」を経てNHK朝の連続テレビ小説「藍より青く」(72)で人気を博す。 その後、「水戸黄門」(TBS)などのテレビドラマや映画『犬神の悪霊』(77/伊藤俊也監督、舞台「細雪」、「王女メディア」、ミュージカル 「アニー」など数多く出演。13年には『恐竜を掘ろう』で映画監督を務めたほか、舞台演出やエッセイストとしても幅広く活躍している。
津田寛治
榊英雄監督が、僕の故郷である福井で映画を撮ると聞いて何とか参加したいなあと思っていたらお声をかけて頂きました。 僕の役どころは、主人公が働いている代行屋サービスを利用する酔っぱらったお客さんなんですが、もう一人酔っぱらったお客さんが…。なんと、福井の超巨星、大和田伸也さんです。もう、二人してアドリブの福井弁を喋りまくったので、乞うご期待!
Profile 1965年8月27日生まれ、福井県出身。93年に北野武監督作品『ソナチネ』でスクリーンデビューする。以降、『模倣犯』(02/森田芳光監督)、『トウキョウソナタ』(08/黒沢清監督)、『シン・ゴジラ』(16/庵野秀明総監督)、『名前』(18/戸田彬弘監督)など多数出演し、日本映画に欠かせない俳優の一人となる。また、自身の脚本・監督作『カタラズのまちで』(13)、『あのまちの夫婦』(17)が公開されるなど、多方面で活躍している。
六平直政
榊監督とは映画やドラマでご一緒していて旧知の仲なので是非出演したいと思いました。 脚本も読んで金田明夫さんと同級生で同じ野球部の友人役でしたので是非明夫ちゃんと芝居をしたいと思いました。 撮影は監督が厳しくて中途半端なエネルギーの放出では許してくれず、最後は必死にやりました(笑) お客様には是非観て頂いて率直な感想を言って頂きたいと思います。
Profile 1954年4月10日生まれ、東京都出身。劇団状況劇場を経て、新宿梁山泊の旗揚げに参加。86年に岡本喜八監督作品『ジャズ大名』で映画初出演する。以降、独特の風貌を生かして映画・舞台・ドラマと幅広く活躍中。近年の主な映画出演作品に『蚤とり侍』(18/鶴橋康夫監督)、『キングダム』(19/佐藤信介監督)、『ある町の高い煙突』(19/松村克也監督)などがある。
金田明夫
夜を徹しての撮影、普段なら床に入る時間に撮影真っ只中、みんなで集団夜更かし! そして、人生で初めて深夜1時に夕飯休憩を経験。 楽しんでいたのは私だけか? 撮影終了後、宿に戻り朝風呂を堪能。 風呂に浸かりながら、この映画面白くなる!と、実感。 ああ、楽しかった!
Profile 1954年東京都出身。77年、演劇集団円会員昇格、TV、映画、舞台と幅広く活躍中。主な出演作品に舞台では「鴎外の怪談」(14/主演/二兎社)「くちづけ」(20/主演/タクフェス)、テレビドラマでは「3年B組金八先生」(95-11/TBS)、「科捜研の女」(13-/EX)など、映画では『月はどっちに出ている』(93/崔洋一監督)、『リップヴァンウィンクルの花嫁』(16/岩井俊二監督)、『Fukushima 50』(20/若松節朗監督)などがある。21年には『科捜研の女 –劇場版-』(9月3日公開予定/兼﨑涼介監督)が控えている。
石倉三郎
え?! このコロナ状況下で撮影できるのか?!と。 しかしロケ先様が快く受けてくださり、(よぅし!こうゆう時こそ我等の出番!)ワクワクしましたね。プロデューサーもエライ!! まあ一体に人間という生き物は難しい。只々平淡、平凡に生きることは。どんな人間にもドラマがあり、そこから派生する事項でまさかの結末に。 現場は本当にどこからくるかわからないコロナを非常に要心しながら、監督、スタッフ、キャスト…頑張りましたな。 面白い作品です! 何卒ご高覧の程、お願い申し上げます。
Profile 1946年12月16日生まれ、香川県出身。67年に東映に入社し京都撮影所の大部屋俳優として任侠映画等に出演。72年に東映を退社し、商業演劇に活躍の場を広げテレビドラマ、映画、舞台で活躍している。主な映画出演作品に『四十七人の刺客』(94/市川崑監督)、『座頭市』(03/北野武監督)、『相棒 劇場版Ⅱ』(10/和泉聖治監督)、芸能生活50周年にして初主演を務めた『つむぐもの』(16/犬童一利監督)など。

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